顧客満足・販売促進に、聴覚を応用するために
聴覚の大きな特徴として、視覚と異なり人の360度:全方向に訴求出来る事です。
また、建築デザインなどと比べ、スピーカーなどの音響設備があれば比較的簡単に導入が可能であり、そして映像コンテンツの制作にかかるコストと比べ、音楽コンテンツの制作は廉価である事も挙げられます。
ここでは、音を心理的・生理的な立場から捉え、顧客満足や販売促進に活用できる要因を、 4つピックアップ致してご紹介致します。
1. 空間の「心地良さ」を左右する
"低い"周波数帯域に優位な音は、心地よさを向上させます。
音にも色と同じように人に与える印象:形容詞が存在し、「鋭い/緊張感がある⇔鈍い/温かい」に関係する「金属的因子」や、「綺麗⇔汚い」に関係する 「美的因子」などが存在します。
一般的に、音が高い周波数帯域に優位な時には鋭い/緊張感がある印象を受け、 反対に低い周波数帯域に優位な時は鈍い/温かい印象を受け、空間そのものの心地良さに関係します。
心地悪い音:"高い"周波数帯域に優位な音
心地が良い音:低い"周波数帯域に優位な音
この特徴を応用して、商業店舗や病院などでの顧客満足向上につなげることが可能です。
弊社グラムスラムの取り組みとしては、
をご案内させて頂いております。
2. 気になる「雑音を聴こえにくく」する
同じ周波数帯域の音を重ねることで、気になる音を包み隠します
音には、他の音を聴こえにくくする効果があります。「マスキング」と言って、ある周波数帯域の音が、他の同じ周波数帯の音を生理的に聴こえにくくする現象です。
この特徴を応用して、空間に発生する 不快な音を包み隠し、プライバシー保護や顧客満足度向上にお役に立てることが可能です。
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3. 情報の「認知度」を向上させる
人が敏感に伝わる周波数帯域の音を利用し、情報に気づきを与えます。
"感度が良い音・悪い"の違いは、周波数の違いで決まります。 それをグラフに表したのが以下の「等ラウドネス曲線」(周波数を変化させたときに、同じ音の大きさだと感じられる音圧レベルを測定して線で結んだもの)です。
人が敏感に受け取りやすい音の特徴として、指向性(方向性)も高く、また雑音の中でもかき消されにくいので、店頭POP広告などの連動して 商品の販売促進効果を高める事が可能です。
弊社グラムスラムの取り組みとしては、
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4. 商品や空間の「イメージ」に付加価値を与える
音楽理論・音の構成・テンポの組み合わせが、ブランドを形成します。
音楽は、音楽理論や使用楽器や各楽器の組み合わせなどによって、人に与える印象が異なります。また受け取るその印象も、聞き手の年齢やライフスタイルなどによって異なります。
これを活用して、商品や空間のターゲットに応じたブランディングが展開可能です。
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ハード:音響設備を基盤に、ソフト:BGMで訴求
上記の要素を最大限に活用するため、音の発信源であるスピーカーをはじめとした音響設備も重要です。
音はそもそも波ですので、スピーカーとお客様との位置関係や、空間の中での音の反射などの影響で、音の波は変化し伝わり方が大きく変わってきます。
グラムスラムでは、基盤である音響設備からBGMまでトータルで、ご提案させて頂く事が可能ですので、 お気軽にご相談ください。